BMSSニュース 2021年6月号
部屋の中がジメジメする梅雨の時期が近づいてきました。
気になるのが床や壁のカビですよね。
カビ発生の場所は様々ですが、普段では気づきにくいカビの発生場所があります。
今回は普段目につきにくい「カビ発生の原因」について紹介します。
カビ発生の原因
オフィスの更衣室やロッカー室は、使う人が管理していることが多いでしょう。
そのため、衛生管理が難しいところです。
カビ発生の仕組みは次の通りです。
カビ発生の仕組み
「湿度の高い時期」+「居心地の良い温度」+「カビの菌」+「カビの菌の栄養源」
ロッカー室や更衣室の窓を全開にするわけにもいきません。
換気が充分にできないため室内の湿度も高く、カビの栄養分であるホコリもたまりやすいため、カビが発生しやすい場所です。
床に発生したカビ取りに苦労された方も多いでしょう。
湿度、換気、こまめな掃除がカビ対策の基本です。
取っても出てくるカビの原因はロッカー裏!?
カビ対策として「空気をこもらせない」ことも大切です。
更衣室やロッカー室のカビを取ってもすぐに出てくる場合は、ロッカーの裏が原因の可能性があります。
ロッカーは壁・床にくっついて設置されていることが多いですよね。
壁や床にくっつけてしまうと、空気の流れが悪くなり、壁や床の見えない部分にカビが繁殖しやすくなります。
また暗い場所を好む害虫の発生にもつながります。
ロッカーは壁と密着させず、空気の流れを作る工夫をすると良いでしょう。