BMSSニュース 2022年7月号
オフィスや店舗に設置している天井埋め込み式のエアコンも家庭用と同様に定期的な掃除が必要です。
汚れを放置すると、カビやホコリなど衛生面の心配だけでなく、エアコン本体の機能もそこなわれてしまいます。
今回は、天井埋め込みエアコン掃除の代表的な部分として「ドレンパン」「アルミフィン」の掃除の様子を紹介します。
暑さが本格的になる前にオフィスや店舗のエアコン掃除をしましょう!
エアコン掃除でよく出てくる「アルミフィン」「ドレンパン」って何?
アルミフィンの機能
アルミフィンはエアコン本体の内部にあり、空気温度を調節する役割の部分です。
スリット状の凹凸のあるアルミ板が設けられています。
エアコンを使用していると結露やカビが発生しやすい場所です。
ドレンパン
エアコン使用時の水分の受け皿がドレンパンです。ドレンパンに溜まった水分はドレンホースを介して屋外に水を排出されます。
ドレンパンはエアコンが吸い込んだホコリや水滴が溜まる場所です。
エアコンの構造上、汚れの避けられない部分です。
エアコン掃除前と掃除後の違い
当社でエアコン掃除を行った事例から、アルミフィンとドレンパンの掃除前・掃除後の違いをご確認ください。
アルミフィンの掃除事例
ドレンパンの掃除事例
天井埋め込みエアコンの掃除の解説
天井埋込み式エアコンの掃除は次の順序で行います。
- 分解・洗浄準備
- エアコンの洗浄
- 組立と復元
作業内容を順番に紹介しましょう。
エアコンの分解・洗浄準備
エアコン分解は全ての電気系の接続を切り離して行います。エアコンのパーツを、取り付けビスを外しながら分解していきます。
分解後、電飾部品に水滴や汚水がかからないように養生をします。
洗浄作業
汚れをしっかり落とすためにパーツ毎に適した洗浄液を使用します。
組立・復元
エアコンのパーツを組み立てます。取付後、試運転をし異音や誤動作がないか確認を行います。
作業前と同じように正しく動作していることを確認して作業完了となります。
エアコン掃除のお困りごとは静城産業までご相談ください!