
BMSSニュース 2023年6月号
10年程前から出始め、清掃ロボットは進化を続けてきました。
その代表例としてよく知られているのが、自動掃除機「ルンバ」です。
床を走り、掃除機の代わりを務めてくれるお掃除ロボットを使用しているご家庭や企業様もいるかもしれませんね。
今回は、清掃業界におけるロボットの活用について紹介します。
業務用清掃ロボットのメリットとは?
清掃ロボットの導入は、様々なメリットをもたらします。
主なメリットは次の3つでしょう。
- 働き手、清掃員の人手不足対策
- コロナウイルスなど感染症対策として、人と人の接触を減らせる
- 清掃作業の効率化、深夜の内に作業を行うことができる
特に労働力不足や新型コロナウイルスといった現代の課題に対して有効な対策となります。
人と人との接触を最小限に抑え、感染リスクを軽減しつつ、清掃作業を効率化することが可能です。
また、清掃ロボットは指定された作業を確実に実行します。
故障やメンテナンスが必要な場合もありますが、定められた業務を継続的に実行するため、作業効率や作業性において大きなメリットを提供します。
近年では、強化された掃除機能や汚水回収機能を持つロボット、さらには深夜に自動的に作業するロボットなど、機能性の向上が目覚ましいです。
先進的なセンサー技術により、障害物を自動的に避ける能力も向上しており、安全性も一層高まっています。
ロボットが担う清掃業務

清掃ロボットは万能ではありません。
トイレや水回りの清掃、ベッドメイキングなどの作業は依然として人間の手と技術が必要です。
ロボットが得意とするのは、段差のない床面の掃除や洗浄作業です。
人の技術と経験とロボットを最適に組み合わせ、各々の強みを最大限に活用することが求められるでしょう。

当社においても現在、ロボットの導入を検討中です。
清掃ロボットの初期投資は決して安価なものではありませんが、人手不足と賃金上昇という現状を考えると、清掃ロボットの導入は課題解決の一策として十分に考慮する価値があります。
静城産業では、効率性・安全性・働き手の健康を重視し、最善の解決策を考えていきます。
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