インフルエンザなど感染症が流行中!家庭で実践!予防策&対応方法

BMSSニュース 2025年2月号

インフルエンザなどの感染症が大流行しています。
ご家庭での予防策や感染時の対応など、すぐに実践できる対策を分かりやすくまとめました。ぜひお役立てください!

インフルエンザの予防について

手洗い・うがい・換気(飛沫感染・接触感染の経路を断つ)

ドアノブや電車の吊り革など様々なものに触れることで、自分の手にウイルスが付着している可能性があります。外出からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。
感染予防のため、1時間に1回程度の換気しましょう。

毎日の健康管理

栄養と睡眠を十分にとり、抵抗力を高めておくこともインフルエンザの発症を防ぐ効果があります。

予防接種

予防接種は発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
ただしワクチンの効果が持続するのは一般的に5ヶ月程度です。流行するウイルスも変わるので、毎年、定期的に接種することが望まれます。

感染してしまった時の対応について

他の人にうつさないことが大事です。
同居の家族、特に重症化しやすいお年寄りなどには接触しないように心がけ、他の家族と離れて静養しましょう。

・せきが出る時はマスクを着用しましょう
・家族が患者と接する時はマスクを着用し、こまめに手を洗いましょう
・熱が下がった後も2日程度は他の人にうつす可能性があります。症状が治っても2日ほどは自宅療養が望ましいでしょう。

家族の一人一人がインフルエンザ対策に取り組むことが大切です。

家族がインフルエンザにかかった時の注意事項

インフルエンザにかかった時は、飛び降りなどの異常行動を起こすおそれがあります。
特に、発熱から2日間は要注意です!
窓の鍵を確実にかけるなど、異常行動に備えた対策を徹底してください。

異常行動は、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多く(女性でも発現する)、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。

まとめ

インフルエンザなどの感染症から家族を守るためには、日々の予防と感染時の適切な対応が重要です。
以下のポイントを意識しましょう。

予防策
  • 手洗い:外出後や食事前にこまめに洗う。
  • 飛沫・接触感染の防止:消毒液やマスクを活用。
  • 健康管理:栄養と睡眠を十分に取り、抵抗力を高める。
  • 予防接種:毎年受けて発症や重症化を予防。
感染時の対応
  • 他人への感染を防ぐため、マスク着用や換気を徹底。
  • 症状が治まった後も2日間は自宅療養を心がける。
家族が感染した場合の注意点
  • 特に発熱後2日間は異常行動に注意し、窓の施錠など安全対策を行う。

日々の取り組みが感染予防の鍵です。家族みんなで協力し、安心して過ごせる環境を整えましょう!