ベテランは必要不可欠。
長く勤めてくれているベテランのパートさんたち。
私たち、労働集約型のビルメンテナンスでは貴重な人材です。
なにしろ、長い間に同じ現場で、同じ作業を反復を繰り返し、四季折々の季節の変化も何度も経験し、オーナー様や先方のお客様方とも仲良くやってくれる。
その現場においては、なにをおいても居てくれないと困る存在です。
とにかく、ベテランは必要不可欠。
頼りになる。
で、ここにひとつ問題が。。。
そのベテランが暴走を始めてしまうと、逆効果満点。
とかく、一生懸命、真面目に誠実に頑張る人に限って、この傾向があります。
時代はすごいスピードで流れています。
我々の業界でも、新製品や新しいノウハウは日夜更新され、建物の建材も日進月歩。
エコだのなんだの、コンプライアンスだので、ルールやお客様の要望も変化する。
でも、真面目に頑張ってきたベテラン、特に10年以上のキャリアを越え、60歳を越えた人に多いのは、今まで慣れ親しんできたやり方を変えられないこと。
いかに新しいやり方やケミカルを取り入れることが、効率を上げて仕事の質を向上させるかを説明しても、なかなか受け入れない。
いや、それどころか、凄い抵抗にあうこともしばしば。
仕事ができなくてグダまいているヤツではなくて、仕事のできるベテランだから、余計に困ってしまう。
きっと、今までの自分の仕事を否定されてしまう、と、誤解しているんですね。