BMSSニュース 2023年4月号
従来の床メンテナンスは、ワックス作業が主流でした。
静城産業では、今後、コーティングによる床メンテナンス管理を進めていきます。
今回は、弊社が導入する床コーティング、ファインコートメンテナンスシステムを紹介します。
※当社で採用しているコーティングシステムは、(株)九州ハイテックの「ファインコートメンテナンスシステム」です。
ファインコートメンテナンスシステムとは
例えるならば、床に薄いガラス膜を貼ったような高品質な仕上がりのフロアコーティングです。
ワックスもフロアコーティングも薬剤が皮膜を作り、床に光沢とツヤを出し床を保護する役割は同じですが、大きな違いは皮膜の硬さにあります。
ワックスは合成樹脂が主成分で皮膜が柔らかく、フロアコーティングは皮膜が硬いという違いがあります。
皮膜は硬いほど床材を守る効果が高いため、フロアコーティングはワックスよりも床材を傷つけない特性があります。
ファインコートメンテナンスシステムは、一般的な樹脂系コーティング剤と比較して主成分がガラスに近いため、硬度が高く、高光沢・耐水性・耐油性・耐アルカリ性に優れています。
そのため、一度施工すれば綺麗な状態で管理と可能となります。
フロアコーティングのできる床材
画像提供:(株)九州ハイテック
PVC床材(塩ビ系床材)をはじめ、各種石材、フローリング、セラミックタイル、コンクリート床、塗り床、トイレ等の磁気タイルなど、あらゆる床材に施工することが可能です。
施工できる施設など
各種商業施設、病院施設、公共施設、オフィスなどあらゆる施設で導入可能です。
トイレの床なども施工可能です。
フロアコーティングの特徴
- 抗菌効果・抗ウイルス添加剤付与
- 抗菌特性、抗ウイルス特性により衛生面からも安心してご利用いただけます。
- 高品質
- ラス膜を貼ったような高品質な仕上がりと耐久性にも優れています。
汚れが付いても簡単に除去でき、綺麗な状態で管理することが可能です。
- コスト削減
- 光沢維持特性に優れているため、定期清掃やワックス剥離に掛かる経費を軽減できます。
- 環境に優しい工法
- コーティング施工後は剥離の必要がないため、剥離廃液を出しません。
また、従来工法では定期メンテナンス時に必要であった電気・水道・空調なども不要なため、資源の有効活用にも繋がります。
静城産業では、ワックスの良いところ、コーティングの良いところを現場の環境や用途で使い分け、あらゆるニーズにお応えします。
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