2018年1月7日

この季節の思い出

冬の朝といえば、クルマが凍る(^O^)

私は函南町のマンションに住んでいます。
田舎の低価格マンションの悲しさで、駐車場が離れています。

この季節はクルマのフロントガラスがご覧の通り。

 

毎朝、これをぬるま湯で溶かしてからスタートします。

なもんで、お湯を入れたボトルを持って、駐車場まで歩かねばなりません。
横断歩道で136号線を渡らねばならず、実にメンドクセーな朝の日課です。

たまに、夜中に風が強かったのか、気温が上がっていたのか、凍っていないこともあります。
それはそれで、何のためにお湯を入れてボトルを持って横断歩道渡ってきたのか、ちょいとムカつきます。
腹立たしいので、凍ってなくても、むりやりフロントガラスにかけています。

ビルメンテナンスにもいろいろあるとは思いますが、ウチの場合、毎週日曜日は朝が早いです。

20年前。

私は会社の近くに住んでいました。
その当時、日曜日は朝6時に出発です。
6時半から8時まで、全員で沼津の大型店舗の清掃からスタートするのが日曜日の定例でした。
8時半には日曜日だけのアルバイトの方々が合流して、チームに分かれてそれぞれの現場に出発します。

日曜日にしかできない病院、工場、オフィスなど、比較的大型建物のお客様です。

さて、これ、夏場はいいんです。
大変なのは冬場。

なにしろ、当時、ウチの事務所の作業車は狩野川にアタマを向けて駐車していました。
冬の朝はフロントガラスがカピカピです。
その頃は私が一番で唯一の若手でした。

先輩たちが来る前に、全ての作業車のエンジンに火を入れ、お湯を沸かしてフロントガラスの氷を溶かしていました。
冬場の日曜日は毎週それの繰り返しです。
朝6時に出発だから、5時には起きていましたねー。
フトンの恋しい季節にはけっこう辛かった記憶があります。

今はそんなことないです。

日曜日も会社を8時半の出発です。
今の若手は羨ましい!

働き方改革とか政府も言っていますが、私の個人的見解では、無茶な働き方は絶対にいけないけど、元来、仕事して報酬を得るということは、厳しいことだと思います。

私は辛かった冬の朝、クルマのフロントガラスにお湯をかけていたこと、今ではとても懐かしく、いい思い出です。

人間って、楽していたことより、辛かったことをやってのけたことの方が、楽しい思い出として残るんじゃないかな。