BMSSニュース 2020年10月号
暑い日が続くとエアコンがフル稼働です。
エアコンのスイッチを入れると「臭い」や「異音」がすることはありませんか?
このような症状がある時はエアコンの清掃・洗浄が必要です。
これから涼しくなり寒さが本格的になる前にエアコンのチェックをしましょう。
エアコン洗浄をするメリット
- カビ、ほこり、臭いの除去
- エアコンの運転効率があがり電気代の節約につながる
エアコンをつけると咳やくしゃみが出るという場合、エアコン内部にカビが発生している可能性が高いです。
冷房運転中は、空気がエアコン内部で急激に冷却されるため、結露が発生しやすい状況です。
この水分がエアコンフィルターの汚れと結合することでカビが発生します。
エアコン内部で発生したカビを部屋中に撒き散らせば、体に良く無いことは想像できますよね。
エアコンフィルターを見るとホコリがギッシリ。
こんな経験もあると思います。
ホコリが詰まったフィルターでは、エアコン本来の性能は発揮できません。
運転効率も悪くなり、余計な電力を消費するため電気代にも影響が出ます。
人体や家計にも影響のあるエアコンの汚れ。
定期的に清掃・洗浄をしましょう!
エアコンでよくある3大トラブル!
- 水漏れ
- 異音
- 異臭
これらのトラブルの原因の多くがエアコンの汚れです。
元々は小さな汚れでも積み重なることで、トラブルを引き起こすのです。
水漏れ対策
エアコンの底部から水漏れが!
これは、フィンやドレンパン(水受け)の汚れが原因です。放置しておくとエアコンが使えなくなることもあるので要注意です。
異音対策
送風ファンなどの汚れが原因で異音が発生することがあります。
店舗や施設では早急な対応が必要になります。多くの場合は洗浄で解決可能です。
異臭対策
主な原因はフィンの汚れですが、臭いの元はタバコ・カビ臭いなど種類は様々です。
また、エアコンは室内の空気を吸い込み、風を出す仕組みのため、使い続けるほど室内のホコリを吸い込みます。
目に見えない塵やホコリも異臭の原因となります。
静城産業のエアコン洗浄の事例紹介
ここでは、一般のご家庭や事務所などでも使われている「壁掛けルームエアコン」の清掃・洗浄の例を紹介します。
フィンの清掃事例
フィン(熱交換器)には、スリット状の凹凸があるアルミ板が設けられています。
エアコンフィルターを掃除する時に見たことがあると思います。
フィンの表面は結露した水で濡れているため、粉塵や汚れが付きやすい構造になっています。
効果的な清掃方法は、フィンの狭い間隔を通す水量と水圧で洗浄することです。
ドレイパンの清掃事例
お問い合わせが多いのがドレンパンの清掃です。
ドレイパンは、エアコンを使う時に出る水滴を受け止める部品です。
ドレンパンは水が溜まる部分のため、菌が発生しやすく、ホコリなども溜まりやすくなっています。
汚れを放置しておくと、臭い・カビ・水漏れなどが発生します。
送風ファン、吹出し口の清掃事例
エアコンの吹き出し口に黒いポツポツしたもの。これは吹き出し口についた黒カビです。
また、エアコンから出る風は必ずファンを通過するため、ファンに汚れやカビがたまっていると汚れた空気しか出ません。
スイッチを入れた時に嫌な臭いがする時は、ファンや吹出し口の汚れをチェックしまししょう。
夏・冬はエアコンを使う機会が多くなります。
毎日使えば機器の負担も大きくなります。エアコンの状態に少しでも不安がある時は静城産業までご相談ください。