BMSSニュース 2021年4月号
エコ・リサイクル・環境に優しいなど、様々な業種やサービスで「環境への配慮」がされるようになりました。
環境に配慮された製品につけられるものにエコマークがあります。みなさんも見たことがあると思います。
日常的なものでは、コピー用紙などにもエコマークがありますよね。
このエコマークの認定審査が清掃サービスにも始まりました。
グリーン購入法とエコマーク
グリーン購入法を簡単に説明すると、製品やサービスを購入する時に、環境への負荷の少ないもの、また環境へ配慮している業者を選びましょうというものです。
また、エコマークはグリーン購入法の判断基準に適合した製品およびサービスに与えられるものです。
清掃サービスにおけるエコマークとは?
清掃管理業務は、洗浄剤の化学物質の使用、廃液の処理など、環境との関わりが深い業界です。
業界全体でも環境配慮型の清掃器具・資材の使用や省エネ、化学物質管理、適正な廃棄物処理などの取り組みがされています。
このような状況や流れの中で、清掃サービスのエコマーク認定が始まるのは自然な流れとも言えます。
清掃サービスのエコマーク認定基準のポイント
- 環境に配慮された清掃用器具、および洗浄剤などの資材の選択
- 環境に配慮された清掃作業を行うための作業手順書などの作成
- それらが実効されるための社内管理体制 など
具体的には、モップ・ゴミ袋・洗剤などの消耗品や清掃器具、作業や清掃サービスが認定要件に当たります。
今回の認定開始により、環境配慮の取組みがさらに浸透し、業界全体でエコマークが活用されていきそうです。