ビルメンテナンス業とは?
誤解を恐れず、あえて一言で表現するなら、健康を守る仕事。
誤解を恐れて、くどくど説明するなら、建物を清掃したり、水の給排水が適切に行われるように管理したり、空気がきれいか確認し、異常があれば対応したり、害虫やネズミをコントロールして健康被害が出ないようにしたり、人が快適に生活できるよう衛生的な環境を維持する仕事です。
ビルメンテンス業は守備範囲が非常に広く、都会地の高層ビル群などは、かなり高度な業務まで含まれます。
国家資格や免許も必要で、官公庁の仕事をするには決められた有資格者や設備を保有していなければなりません。
法令においては、建築物の衛生的環境の確保に関する法律、及び関係政令、省令において定められていて、監督省庁は厚生労働省と保健所です。
近年ではレジオネラ菌やノロウイルス、O157など、目に見えない対象にも対応していなければなりません。
世には星の数ほどの清掃会社が存在します。
しかし、あまりにも守備範囲が広いため、清掃会社ごとに得意分野も様々で、逆に言えば、苦手な分野も様々です。
オールマイティなビルメンテナンス業者になるには、それだけ多様な人材と装備が必要なので、なかなか難しいです。