ビルメンテナンス業界の最大の資源は人材。
使用する洗剤だのワックスだのは微々たるものです。
これから年末に向かうと、私たちの業界は年末大掃除とやらで、急に仕事が増える傾向にあります。
20年前、私が駆け出しだったころ、12月に一挙に1年の半分近くの売り上げを上げるような仕事ぶりだったのを思い出します。
定期的な仕事より、単発仕事が多かったのでしょうか。
お昼ご飯はスカイラーク(今はもうない)でランチなんか食べていた気がします。
現在、定期的な仕事と日常清掃でほぼいっぱいいっぱいにスケジュールが埋まっています。
こうなってくると、単発仕事をこなすのが難しくなってきます。
定期的にお仕事をくださるお客様を優先しますから、単発仕事を安易に受けてしまうと内容が伴わなくなってしまう恐れがあります。
でも、現在、定期的に入らせていただいているお得意様も、初めは単発から始まりました。
そうして1回、1回、と、実績と信用を積み重ねていって、定期清掃の契約へと至り、さらに仕事の枠が広がっていくのです。
今は定期清掃と日常清掃で満タンだから、もう単発は受けない、などど、思い上がりも甚だしい。
すべてのご依頼は未曽有のチャンスであり、ありがたいものです。
さて、ここで問題になるのが、限られた資源、すなわち、人材です。
作業員の人数も限られています。
責任者として現場、それも単発、新規現場を仕切れるリーダーの人数も限られています。
12月、ウチの業界のかきいれ時ですが、満タンのスケジュールの時、さらに良いお話を頂いたなら、、、、。
さあ、その時、私はどんな判断をするのでしょうか。