
コロナウイルスは、たったの2年で社会を大きく変えてしまいました。
というか、今も新たな変異型が続々と登場していますから、まさに現在進行形ですね。
ところで、コロナの2年という猛スピードではないにせよ、20年位の視野で見ると大きく変わったものが色々あります。
その一つが、タバコ。
つい先日、知人と話していてタバコの話題が出ました。
今、タバコを吸える場所って本当に少ないです。
私は今、57歳ですから「太陽にほえろ」でショーケンや松田優作がマカロニだのジーパンだのやっていて、タバコを吸っているのがカッコイイ!と思っていた世代です。
ちなみにその頃は中学生です。
20年前はタバコって悪いイメージではなくて、大人のイメージでした。
ドラマやマンガにも普通にタバコを吸っているシーンが出てきて、それもカッコ良い!シーンとして出ていました。
新幹線も禁煙車両が出てきたのはずっと後だし、東海道線だって平塚までは普通車でタバコが吸えたんです。ちゃんと灰皿もあったし。
そんな大人のシンボルとしてのカッコ良いタバコ。
いつ、何故、誰のせいで今野ようにまるで悪者扱いされるようになったのでしょう。
あっ、誤解のないように申し上げておきますと、私は19年前にタバコを辞めて今は吸っていません。
かつて、1日必ず2箱吸っていたヘビースモーカーとしての経験から言いますと、タバコが吸わない方がいいです。
その理由は次の4つ。
- ① 自由になる
- ② 健康維持
- ③ お金のムダ
- ④ 他人に迷惑をかける
中でも私が1番言いたいのは①自由になること。
朝、タバコを買うためにコンビニに寄らなくてもいい!
ご飯を食べた後、タバコを吸いに行かなくてもいい!
ポケットにあと何本タバコが残っているか気にしなくていい!
ライターのガスの残量を気にしなくていいい!
飛行機に乗る時にタバコを我慢しなくていい!
その他諸々。
昔は「禁煙」が社会の一部少数でしたが、今や「喫煙」が一部少数。
病院でも商業施設でも敷地内禁煙のところが増えてきました。タバコの値上げも他の商品では考えられない上げ幅です。
良い悪いを論じるつもりはありません。
ただ、コロナは2年間で社会を変えたけど、実はタバコは20年かけて、ゆっくりと社会を変えてきたんですね。
