こんにちは!静岡県清水町のビルメンテナンス会社 静城産業です。
お風呂掃除の中でも後回しになってしまうのがドア掃除。
浴槽は毎日掃除するけど、ドアも掃除する方は少ないと思います。
特にドア下やサッシ部分は放置した結果、汚れがビッシリ、、ということもあるでしょう。
今回は、お風呂のドア下の掃除方法を紹介します。
洗剤により使用上の注意もあります。ご使用の際は十分注意してください。
目次
お風呂のドア下の汚れの種類
画像のスライダを左右に動かすと作業前と作業後を比較できます。
お風呂のドア下やサッシは、お風呂の水分や落ちてきたホコリで汚れがたまりやすい場所です。
ドア下の汚れの主な原因は次の5つ。
- ホコリ
- カビ
- 水垢
- 石鹸カス
- 皮脂汚れ
ホコリは自然に堆積したり、換気で空気を吸い込む時に付着します。
また、浴室は湿気が多いため、カビの発生・繁殖原因としても要注意です。
お風呂を使用すると、水滴がドアやサッシに付着します。
水分はいずれ蒸発しますが、水分の付着と蒸発を繰り返すことで水垢が残ります。
体を洗った時の石鹸カスも、ドア下やサッシ部分に付着し水分が蒸発すると固着します。
お風呂の使用は、1日1回がほとんどでしょう。
付着した水分は蒸発しますが、ゴミやホコリは残り、結果としてドア下の汚れとしてたまっていきます。
お風呂のドア下の掃除手順
お風呂のドア下を見ると、白っぽい汚れと黒っぽいよごれがあります。
白い汚れは、水垢・石鹸カス・皮脂汚れなどです。黒い汚れは、固まったホコリやカビです。
汚れに適した掃除方法として、次の手順がおすすめです。
- ホコリを取る
- 皮脂汚れを落とす
- カビを取る
- 水アカ、石鹸カスを取る
① ドア下のホコリを取る
ホコリが付いた状態で洗剤を使うと効果が落ちます。
最初にホコリを吸い取る・拭く・洗い流すなどして除去しておきましょう。
ドア下の建材が木材などの場合、洗剤で傷めないようにサランラップやマスキングテープで養生しましょう。
建材を傷めないように養生するなど対策しましょう。部材によっては、洗剤がシミになってしまうので要注意です。
② 皮脂汚れにはアルカリ性の洗剤が有力
皮脂の汚れは酸性です。
酸性の汚れ落としは、アルカリ性の洗剤を使用します。
洗剤を汚れ部分に塗布、又は直接吹きかけてブラシ等でこすり水で洗い流します。
③ カビには塩素系洗剤が有効
洗剤を塗布、または吹きかけ洗剤の説明通りに放置時間をとったあと、ブラシなどでこすりながら水で洗い流します。
細かい汚れは使い古した歯ブラシなどを使っても良いですね。
④ 水垢、石鹸カスは酸性の洗剤が有効
③の塩素系洗剤と混ざると有毒ガスが出るので完全に洗い流してから行わないと危険です。
不安な場合は完全に洗い流し、1日置いて次の日に行うと良いでしょう。
洗剤をハケなどで塗布し、しばらく置いておきます。その後、ブラシ等でこすりながら水で流します。
汚れが落ちない場合は何度か繰り返したり、プラスチック製のケレンなどで傷がつかないように気を付けながら汚れを落としましょう。
カビと水垢汚れがある場合、塩素系と酸性の洗剤を併用するので、絶対に混ざらないように注意してください。
有毒ガスの危険性があります。
お風呂のドア下汚れの掃除の頻度は?
毎日掃除をすることをおすすめします。
今回の記事は何年もお風呂のドア掃除をしておらず、汚れが落ちなくなってしまった人のためのものです。
こびりついた汚れ落としはかなり大変です。毎日入浴後にさっと洗い流して拭き上げるのが綺麗を保つコツです。
お風呂のドア下掃除で活躍する掃除道具はコレ!
ドア下に洗剤を塗る時に活躍するのが「ハケ」です。
直接洗剤を付けようとすると、床に垂れてしまうこともあります。ハケを使うことでまんべんなく洗剤を塗布できます。
家庭にある「キッチンペーパー」も代用品としてオススメ。
洗剤をよく吸収する上、細かい部分はキッチンペーパーを押し込むことで洗剤を塗布できます。
最後に、今回のまとめ
お風呂のドア下の掃除方法について、汚れの内容ごとに紹介しました。
ホコリ、カビ、水垢、石鹸カス、皮脂汚れなどドア下にたまる汚れの原因は様々です。
目的にあった掃除方法と洗剤を使用しましょう。
ドア下を掃除する時は、洗剤で他の部材を傷めないようにマスキングしましょう。
カビと水垢汚れを掃除する時は、塩素系と酸性の洗剤は混ざらないように注意してください。
最後に、掃除後はしっかり乾かし、乾燥した状態で汚れのチェックをしましょう。