こんにちは!静岡県清水町のビルメンテナンス会社 静城産業です。
お風呂や洗面台にヘアピンや眉バサミを置いたままにして、茶色いサビ跡ができてしまった。
ヘアピンを日常的に使う方は、このような経験があると思います。
洗面台や、浴槽の槽上部は飛び散った水が付きやすい場所のため、サビ跡が発生しやすい箇所です。
ここでは、洗面台やお風呂についたサビ跡を取る方法について解説します。
サビ跡を落としてピカピカの洗面台を維持しましょう!
目次
洗面台に付いたサビ跡の原因は「もらいサビ」
サビと言っても実は色によって種類があります。
青色のサビは銅、白色はアルミニウム、茶色は鉄といった具合です。
洗面台のサビを見ると、茶色いサビ跡があると思います。
これは放置していたヘアピンや眉バサミがサビて、洗面台と接触している箇所に茶色い汚れが周りに移るためです。これを「もらいサビ」と言います。
洗面台や浴室は湿気が高く、常に水滴にさらされる場所です。
普通に使っていても水しぶきが飛びため、ヘアピンなど金属製品がサビやすい環境です。
サビ跡をつけない基本対策として、ヘアピンなどの金属製品はすぐに片付けるように習慣づけましょう。
次に、サビ跡の取り方を紹介します。
お風呂や洗面台に付いたサビ跡の取り方
今回はサビの取り方を3つ紹介します。
サビ跡(もらいサビ)を落とす場合、洗面台の本体を傷つける可能性があります。
こすり洗いをする際は強くこすらないように注意してください。
- 塩素系漂白剤を使った掃除方法
- クレンザーでこすり洗い
- 衣類系還元型漂白剤を塗布する方法
サビ跡は、1日から2日の置き忘れでも発生することがあります。
サビを見つけた時は、すぐに掃除するように心がけましょう。
動画で解説!お風呂の・洗面台のサビの落とし方!
今回のお掃除方法をまとめた動画を紹介します。
是非参考にしてくださいね。
ステンレスシンクを例にしたサビ落としの動画です。
お風呂や洗面台のサビが取れなくて困っている方はこちらも参考にしてください!
塩素系漂白剤を使ったサビ跡の取り方
- サビの部分に塩素系漂白剤を塗る
- 5~10分ほど放置する
- 古い歯ブラシでこする
- 水で洗い流す
比較的軽いサビ跡は塩素系漂白剤で落とすことができます。
塩素系漂白剤とは、カビキラーやキッチンハイターなどの洗剤です。
しかし、塩素系漂白剤をステンレスで使用するのはNGです。
漂白剤に含まれる塩素成分がステンレスの表面コーティングを破壊し、サビの原因にもなります。
クレンザーでこすり洗い
- クレンザーを塗布
- こすり洗い
- 水拭きして仕上げ
「ジフ」などのクリームクレンザーを使っていただいて大丈夫です。
こすり洗いは円を描くように擦ると効果的です。ただし、力を入れすぎないように注意しましょう。
最後に水拭きして作業完了です。
衣類系還元型漂白剤を塗布する方法
- 粉末の還元型漂白剤を40℃のお湯で溶かす
- サビ部分に塗布して10分放置
- 歯ブラシでこする
- 最長30分を目安に放置して洗い流す
衣料用の漂白剤(ハイドロハイターなどの白無地衣料用)はサビ跡落としに使えます。
汚れから酸素を抜き取り色素を分解する漂白作用が、サビ落としに有効なのです。
ハイドロハイターなどの還元型漂白剤は、温度が高い方が効果的になる性質があります。
漂白剤をお湯で溶かす、塗布する箇所をお湯で温めておくのがポイントです。
また、サビ跡に塗布する時は、ゴム手袋を使用しましょう。
歯ブラシで擦る時も強く擦りすぎないように注意してくださいね。
どうしてもサビ跡が落ちない時は?
還元型漂白剤をお湯でペースト状にして、サビ跡に塗布して約10分放置します。
その後、その上から石けんを塗り、目の細かい耐水サンドペーパーで細かく擦るとサビが落ちます。
サンドペーパーを使う時は、強く擦って傷つけないように注意しましょう!
最後に、今回のまとめ
洗面台やお風呂のサビ跡(もらいサビ)の取り方を解説しました。
もらいサビは、ヘアピンなどの金属製品を放置しないことで予防できます。
毎日使うものであればプラスチック製の入れ物を使用するなど、金属製品と洗面台が触れない環境を作ることも大切です。
それでは、今回はこのへんで。