2022年3月3日

家庭ですぐできる!絨毯の汚れ落とし・染み抜きのコツ

絨毯のシミ抜きのコツ
BMSS
BMSS

こんにちは!静岡県清水町のビルメンテナンス会社 静城産業です。

コーヒーやジュースの飲みこぼし、醤油などの調味料で絨毯やカーペットに染みができた経験はあると思います。
小さなお子さんがいるご家庭や、ペットと同居していると日常的にあることでしょう。

シミの抜き方がよく分からない、今まで見逃していた汚れを綺麗な絨毯へ元通りしたいという方に、絨毯の染み抜きのコツを紹介します。
基本的な絨毯なお掃除方法もあわせて紹介します。
是非参考にしてくださいね。

絨毯の汚れの原因

絨毯・カーペットの汚れの原因

小さなホコリやゴミ、食べかす、飲みこぼし、ガム、ペットの毛や尿など様々です。
絨毯の長い毛足で汚れが目立ちにくいのですが、奥に汚れが溜まっていることや、飲みこぼしなどが染みとして残ることがあります。

汚れた絨毯はダニ発生の元にもなります。特に小さなお子さんがいるご家庭ではキレイに使いたいですよね。

今回は基本的な掃除の後、絨毯の染み抜きを行います。

絨毯の汚れ落としの方法

最初に絨毯の基本的な汚れ落としの方法を紹介します。
絨毯の汚れは、染み・こびり着いたガム・ペットの尿など様々ですが、まずは絨毯の毛足に入り込んだホコリやゴミを取り除きましょう。

絨毯・カーペットの汚れ
絨毯の汚れの落としの手順
  1. ナイロンブラシでブラッシング
  2. 掃除機をかける
  3. べたつきが気になればお湯拭きをする

ナイロンブラシで絨毯をブラッシング

絨毯の毛足の中に入り込んだ小さなゴミやホコリを浮き上がらせます。
ナイロンブラシで絨毯の毛並みと逆方向(逆毛)にブラッシングします。
ナイロンブラシにゴミやホコリが絡み付いてくるので、手で取り除きながら絨毯全体をブラッシングしましょう。

絨毯の毛並みが分からない時は、手で撫でて確認します。
色が薄く見える方向が並毛、濃く見えるのが逆毛です。逆毛は手で撫でると少し引っかかるような感触があります。

絨毯汚れ落とし方のコツ

絨毯の毛並みと逆方向にブラッシング

絨毯に掃除機をかける

絨毯に掃除機をかける

ブラッシングで浮き上がったゴミやホコリを掃除機で吸い取ります。
掃除機も逆毛方向にかけます。小さなゴミも吸い取るようにゆっくりと、一定の方向でかけましょう。

絨毯汚れ落とし方のコツ

掃除機は一定方向にかけることで綺麗に仕上がります!

ベタつきが気になる時は絨毯をお湯拭きする

絨毯には足裏の皮脂や汗なども付着します。これが絨毯のベタつきの原因となります。
ベタつきが気になる場合は、お湯拭きをしましょう。

お湯拭き後、湿ったままだとダニの発生原因となります。よく換気して絨毯を乾かしましょう。

絨毯汚れ落とし方のコツ

お湯拭きする時は、絨毯の毛足を立てるように拭く。素早く乾燥させる。

絨毯の染み抜きの方法

BMSS
BMSS

汚れてから時間が経過した染みは落ちにくいです。
気づいた時はなるべく早く染み抜きをしましょう!

絨毯の染みは「水溶性」「油溶性」の2種類があります。

水溶性の汚れは、飲み物(コーヒー・紅茶・ジュース)、チョコレート、血液や汗などで、水と洗剤で落ちやすい染みです。
油溶性の汚れは、マヨネーズやケチャップ、クレヨン、機械油など落ちにくい汚れです。

ここでは、ナイロンブラシと雑巾を使った絨毯の染み抜き方法を解説します。

絨毯の染み抜きに使う道具

ナイロンブラシ、雑巾、中性洗剤

ナイロンブラシに雑巾を巻き付ける

ナイロンブラシに雑巾を巻きつける

水で固く絞った雑巾をナイロンブラシに巻きつけます。
油汚れの場合は中性洗剤を使用します。洗剤を使用する時は水で薄めて使用しましょう。

叩くように染みを吸い込ませる

叩くように染み抜きする

染みの部分を叩きながら汚れを吸い込ませます。
擦るのではなく、上からトントンと叩くように染み抜きします。

油汚れなどで中性洗剤を使う場合、洗剤が絨毯に残ると汚れの原因となります。
水を含ませたタオルなで洗剤を取り除きましょう。

BMSS
BMSS

雑巾で叩くだけなので簡単ですね!

関連動画の紹介

ブラシ、タオル、アルカリ電解水を使った染み抜き方法です。
洗剤の拭き残しの心配もなく、手軽にできる方法としておすすめです。

最後に、今回のまとめ

絨毯の染み抜き・汚れ落としのコツを紹介しました。

絨毯の基本的な汚れ落としは、ブラッシングして汚れを浮き上がられせ掃除機で除去します。
これだけでも毛足に絡まったゴミやホコリを取り除くことができます。

染み抜きをする時は、染みの部分をトントンと叩くように吸い取るのがポイントです。
ゴシゴシと拭き取らないように注意しましょう。

汚れ具合により、水や中性洗剤を使い分けてください。
洗剤を使う場合は、洗剤が絨毯に残らないように注意しましょう。

ジュースなどの飲みこぼし、うっかり汚してしまった時もご家庭で対処できる方法なので、ぜひ活用してください。
それでは、今回はこのへんで。