2016年7月17日

静城産業 社名の由来

私は2代目社長で、梅澤卓也と申します。

初代、創業社長は昨年(平成27年)6月に亡くなりましたが、石原尊臣です。
姓が違います。息子ではありません。
社員の中でもっとも古かった私が、跡を継がせていただきました。

1978年創業ですから、あと2年で創立40周年です。
先代は地元の出身ではなく、西の国からこの土地にやってきました。
日本一の山、霊峰富士山に憧れ、開業の地に選んだそうです。
富士市に居を構え、当時、まだ起こり始めだった建物清掃の会社に入り修行をしました。

何故、清掃業を選んだのですか?と聞いたことがあります。

とにかく、商売がしたかった、とのことでした。

先代の中には会社勤めをするという選択肢はまったくなかったようで、清掃とかなんとかより、まずは自分で商売を、とのことでした。

数年、修行を終え、いよいよ商売を立ち上げることに。

富士市でお世話になった会社と競合しないように、沼津を開業の地に選びました。

つぎに、社名(当初は屋号でしょうか?)を考えたわけですが、静岡に、城を作りたい!との思いで、静城と名づけました。

清掃会社に多い、美装、とか、メンテナンス、とか、管理、とかを社名に使わず、産業としたのは、清掃で始まるけど、将来、なんでもできるように、次の世代が自由な発想で会社を伸ばしていけるように、との先代の思いからです。

事実、私が先代に仕えて今日までの25年間で、清掃以外にいろんなことをやりました。

現在も続いているもの、止めてしまったもの、両方ありますが、先代の思いや心意気、チャレンジ精神は静城産業の社名と共に、引き継がれています。