私が代表取締役に就任してから、はや1年と半年くらいになりました。
代表者になる前の役職は課長だったのですが、今思うと実務の責任者としてやるべき仕事に忙殺されつつも、楽しい毎日だったと思います。
当時、うちの会社は社長、奥さん(専務職)、部長、その下に課長職が4名ほど。
課長となると、実質、担当領域のトップともいえ、自由に仕事ができて、与えられている裁量の範囲内にてのびのびと仕事ができたものです。
先代が亡くなって、私が代表者に就きましてから、なんと、代表者というのは荷が重い仕事なんだろうかと。
考えること、やらねばならないこと、迫りくる電話や次々と襲ってくるヒト、モノ、カネ。。。
さすがに才覚の乏しいこの身には大きな負担がのしかかりました。
優れた仲間たちのおかげで、何とか会社は順調に回っていますが、やれやれ、肝心の代表者が実に頼りなく、我ながら不安もいっぱい抱えている今日この頃です。
代表者になってから自由がなくなった。
やりたいこと、生きたい生き方ができなくなり、会社を守るため、会社の都合で自分の予定を決めなければならなくなった、と思うようになってしまいました。
新米社長のダメダメモードですな。
最近はこう思うのです。
私は、代表者になって、だれからの命令も指示もなく、自分の考えや思いで自由に行動できるではないか、と。
気付かなかったんですね。
代表者は会社の中で一番自由です。
やりたいこと、したいこと、自由に思い通りにやっていいんです。
私は、今、自由を楽しんでいます。
思い切り、仕事をするという自由を!